着物のお預かりについて 《 受付時のチェックポイント》
和服には洗濯表示が付いていません。
微妙な色合いや色つやが大切にされる着物ですから、着物専用ラインで慎重にお手入れしますが、現状どのような状態か分かった上で、丁寧なクリーニングを心掛けたいです。
クリーニング処理を確実にする為、『いつ頃』、『何のシミか?、何の汚れか?』知りたいです。『いつ頃』、『何のシミか?、何の汚れか?』店員は必ず、お客様から情報を聞き出して下さい。お客様も必ず、気になる所を店の者にお伝え下さい。大切なものですし、高価なものです。お手入れをしっかりしておけば孫の代まで長持ちさせられます。
A: 衿(エリ): 汗、化粧汚れに注意!!
衿は袖口や裾と共に、気を付けていても特に汚れやすい所。汗や化粧汚れは、その日の内にお手入れするのがベストです。
B: 帯下(オビシタ): 変色、スレに注意!!
帯の下になる部分は汗などの湿気で変色したり、箔(はく)がスレ落ちたりしやすい所です。
C: 袂(タモト): 不注意での汚れに注意!!
振袖などの長い袖は、車の乗り降り、椅子に座る、階段の上り下り等、充分注意しても汚してしまいます。
D: 裾(スソ): 泥はね、ほこりに注意!!
車の乗り降り、階段の上り下り等、ついつい汚し勝ちな所です。雨の道路では泥はねに注意しましょう。
E: 袖山(ソデヤマ)、肩山(カタヤマ): 色ヤケ、色アセに注意!!
直射日光だけでなく、蛍光灯の紫外線によっても、色ヤケは起こります。着用中はもとより、さ干し(ぬいで直ぐ乾燥のため掛けておく)、虫干しの時にも注意が必要です。色ヤケは色アセにつながります。
地色が派手になった、逆に地味な物は、柄を生かして地色を染め替えれば、印象がガラリと変わり、生まれ変わります。
J: 褄先(ツマサキ): 雨ジミ等にも注意!!
気付かない内に付いているのがホコリ、雨ジミです。放っておくと黄変の元。目立ちやすい所だけに早くクリーニングしましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
a: 伊達衿(ダテエリ): 汗、化粧汚れが目立ちます。そのままにして置くと黄変の元です。
b: 胴裏(ドウウラ): お手入れが行き届かない品物、古い品物の場合、必ず黄変しています。クリーニングでは除去し難いため交換をお勧めします。
c: 八掛(ハッカケ): スレ、泥はね、雨ジミが目立ちます。特殊しみ抜きをお勧めします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《専門的な呼び名》




